誤錯行試

隙あらば自分語りです

友達は簡単に0にできる

しばらく更新が空いてしまった。

その間の私といえば、気分が上がったり下がったり上がったり、と思ったらズドンと落ちたり・・・という日々の繰り返しだった。得意なエピソードもない日々を凡庸な文体で綴ってもな、とは思いつつも、大学生でメンタル系を理由に休学してブログ書く人、が溢れているようではないし、余裕ができたら更新するかもしれない。

 話は変わるが、現在私には連絡を取ることのできる友人がいない。全くいない。LINEは0人、ツイッターにはかろうじて数名フォロワーがいるが、投稿にリアクションもないのでミュートされている/無視されている/反応したくないと思われている・・・このどれかに該当する可能性が高い。なぜか。原因は私にある。人に会いたくない一心でSNSをストップさせたり、復活させたりを繰り返しているからだ。

 私もまた、そのメジャーな生き方を選び、適合しようとしてきたうちの一人だった。書いてて思うが、私は気分の移り変わりが激しい。でも他人の内面をそっくり覗くこともできないので、平均?基準?がわからない。皆なぜ当たり前に親友とか言えるのだろう。成人式にも出て、クラス会にも出て、趣味のコミュニティにも参加して、人間関係をキープし続けられる方法が、全くわからない。社会不適合者っぽいセリフだなこれ。

 入学してから、一応サークルには入った。それなりの大学生活を謳歌できたように思う。しかしきっかけはなんであれ、鬱になると(私の場合)人に会う気が失せる。自分に関わる全てから逃げたくなる。学業以外にも動いているスケジュールはあって、それはサークルの予定であったり友人との約束であったりするのだが、その一切を行う気力が消滅する。しかし周囲には簡単にメンタルがぐわんぐわんしてることも打ち明けられないし、いついうべきか判断する能力も消えている。結果突然消えるという最悪な行動に走ってしまう。別に大学の友人なんて更新していくようなものでしかないと捉えるのも間違いではない。私が友人側だったとして、そんなサークルのいち個人にそこまで思い入れなんて持たないだろうし。

 そんな私にも、数名気にかけてくれる人はいた(なんて優しいんだ)。私それに甘えながら、連絡を取り直すなど努力を試みたが、またメンタル悪化とともに逃げることの繰り返しだ。彼らのメンタルが悪化する原因が彼らにあるわけでは決してないのだけど、結果として私がぐわんぐわんになった時にはもう手遅れだ。人を意識したくないとの思いで、SNSやLINEを絶ってしまう。

 そのようにして私が周囲に迷惑をかけることで、周囲が私に持つ印象は悪化する。数回繰り返せば終わりだ。そこまで忍耐強い人もいない。当たり前だ。友人はカウンセラーではないし、突飛な行動を繰り返す人と関わりたくなくなるのも自然な心理だと思う。認知行動療法の考えによると、長期的な視野を持つ(まじでちょっとかじっただけなので、間違っている可能性もある)と良いとされているらしい。確かにそうだ。短期的な逃げたい気持ちだけを優先させ、後悔してもアカウントが戻ってくるわけではない。仮に作り直しても、その時逃げてしまった事実、他者への迷惑は消えないのだ。LINEやTwitterを消す時の私はは、ぼんやりとならそのことを考えられているのかもしれない。しかしそれを圧倒的に上回る量の”逃げたさ”に襲われている。そのような時、すっと心落ち着かせることができればベストなのだが。

 現在休学中だが、もし何かの奇跡で気力に満ちた状態で復帰できたとして、知り合いが0だと寂しいだろうなあ。そうなった原因は自分にあるのだけれど。なんてことを考えている。